しもんのダイアリー

海外や編入などについて発信していきたいと思っています

【高専から大学編入】現役編入生が話す編入のメリット・デメリット<デメリット編>

お久しぶりです~。しもんです。

今回は大学編入してから感じた編入のデメリットについて書いていこうと思います。

デメリット

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 単位互換が少ない

まずデメリットの最初に挙げられるのは単位互換のことだと思います。

単位互換について簡単に説明すると、「高専在学時に取得した単位を大学の単位として認定してもらう制度」です。

ありがたい制度だと思うかもしれませんが、、、実はこれが厄介なんです!!なぜなら高専で取得した単位がすべて大学の単位として認められるわけではないから!!

例えば、私は高専在学時に160単位ほど取得しましたが、大学の単位として認められたのは60単位のみでした。そのため大学編入後は卒業のために60単位以上取得しなければならず、授業に追われる毎日を過ごしていました。(8時半登校、18時帰宅の毎日😭)

 

大学によっては、卒業単位の取得に追われてしまい、自分の学びたいことが学べないということもあり得るので注意が必要です。

 

希望研究室に入れない

 次に、研究室配属のお話です。この記事を読んでいる人の中には、既に行きたい研究室が決まっている人もいるかもしれません。しかし、希望の研究室に配属されるのはとても難しいです

理由は、GPAです。GPAというのは、ざっくりいうと成績のことで、それぞれの教科ごとに秀で4点、優で3点、良で2点、可で1点、不可で0点のように決まっています。最後に全教科を合わせた平均をとることによって自分のGPAが決定します。

各大学の編入生に話を聞く限り、編入生の単位互換後のGPAは「中の中」から「中の上」に設定されるようです。ちなみに私の大学では、編入生は全員GPA2.5からスタートでした。

 

このGPAのせいで、いくら高専時代に成績が良くても大学では中位ぐらいから成績を上げなければなりません。人気の研究室はGPAの高い人が集まるため、編入生だとどんなに頑張ってもGPAが足りずに配属されないということもあります。

そのため、大学編入したのに希望の研究ができない可能性があることを頭の片隅に置いといてください。

 

給付型奨学金に申請できない

 次はお金のお話です。皆さん給付型奨学金って知っていますか?そう!ある条件を満たせばもらえる返還不要の奨学金のことです。

実は、奨学金には日本学生支援機構のものだけでなく、大学独自の奨学金制度というのもあります。こういった大学の給付型奨学金の条件は「学業において優秀であるもの」ってのが定番ですが、編入生は対象となるのでしょうか?

答えは、対象にならないことが多いです。

なぜなら、高専の成績ではなくて大学での成績で判断されるから。先ほどお話した通り、編入生は中位から成績がスタートです。そこからいくら頑張っても上の下が良いところです。内部生の成績がトップレベルの人たちと比べるとやっぱり見劣りしてしまいますよね(泣)。こういった点から、編入生は給付型奨学金の取得が難しいと思います。

しかし、大学によって判断基準は変わってくると思うので、給付型奨学金の募集にはどんどんチャレンジしていきましょう!!

 

 

 

今回は大学編入のデメリットについてお話しました!

ぜひ、デメリットも考慮したうえで編入勉強頑張ってください!

↓には編入のメリットについて書いた記事を貼っておくのでよかったら読んでみてください!

shimonnkunblog.hatenablog.com

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。ではでは~👋